ハンドワーク  薪ストーブ 製作例 No3

くらしにあわせて薪ストーブをオーダーメイド
      ストーブ工房 山林舎   

  わたしの造るストーブは、使い手の使用条件・設置条件を打ち合わせして設計・製作する完全オーダーメイドの一品製作です。 ここにあげた製作例もあくまでも参考例です。
  デザイン・大きさ・用途・構造・使用材料・製作費などは、具体的な内容にもとづいてご注文のつど打ち合わせさせていただきます。 ◆ 製作例について 暖房面積は、実際に使用している建物での面積です。薪ストーブは、建物の構造、間取り、地域、だけでなく薪の樹種・乾燥状態や焚き方でその性能が大きく変わります。製作例は、ひとつの実例として目安としてください。

  A シェーカータイプストーブ   B 大きなシェーカータイプ   C 5面ガラス窓のストーブ

シンプルで使いかってが実にいい   長野県望月町の職人館   霧が峰高原 鷲ヶ峰ひゅって

A アメリカ・シェィカー教徒の人々の作っていた家具・木工製品などの生活用具は、素朴でシンプルそして洗練された実用的なデザインでこんにちなおシェーカー・タイプの家具として模作されています。機械文明を否定した自給自足的な純粋な生活のなかで作られた生活用具は、単にデザインとしてではないくらしを原点とした創意と工夫がこらされおり、ライフスタイルそのものが清楚な形となったものだと想います。作られ使われてシェーカーの博物館に保存されているもののなかに数台の薪ストーブがあります。
 その特徴のひとつである丸みのついた広い灰棚は、使ってみると実に使い勝手がよく、安全で灰の始末や鍋を置き換えるのにも便利です。
そんなシェーカーをレプリカしていろいろな大きさや形で作ってみました。
  上部に蓄熱室をつけた2段のものや和室用に足を低くしたものもあります。写真のシェィカー型は手打ち蕎麦の民芸建物のお店用に作った大型の物です。扉に小さなガラス窓をつけました。
 標高1700mの霧が峰高原の上にあるヒュッテ。山スキーを楽しむ人たちのために厳冬期にも家族4人でヒュッテを開いています。落ち着いた雰囲気の山小屋風のメインルームに設置され、訪れる人たちに温もりと安らぎをあたえます。大きな薪がゴロンと入る長六角型のストーブの5面には、ランプの灯りとともに炎のゆらぎがみえるようにガラス窓を付けました。オフシーズンには小テーブルにもなる丸い縁取りをつけた広い天板は、夕餉の後の語らいの場となります。建物全体の暖房をまかなうためにストーブ本体だけでなく吹き抜けに伸びる煙突にも放熱フィンつけた厚手のパイプを使っています。
いろいろなシェィカータイプ

企画タイプ

横窓のついたもの

外気導入タイプ

横窓のあるタイプ

扉に窓のあるタイプ

馬に変身

著作権、デザイン、意匠の権利は放棄していません。当HP上及び当舎製作のストーブ等のデザイン、意匠の盗用、類似品の製作は固くお断りいたします。